奈良県明日香村のヒコナ鍼灸整体院かけせよしえです。
昨年から、もっと本を読もう!
読んだらアウトプットしていこう!と思い、このブログにも「本の紹介」というカテゴリーも作成しています。
でも、まだ投稿記事は1つ・・・。
本は読んでも、なかなかブログに書くまで至らないことがほとんどなのですが、アウトプットすることで自分の理解を深めたいので、コツコツやって行こうと思っています。
ということで、最近読んだ本はこちら。
子育て~とありますが、内容はお腹の中の微生物のおはなしです。
著書の2人はカナダの微生物や腸内細菌の研究者。
アレルギー、ぜんそく、アトピー、肥満、炎症性腸疾患、うつ、ADHD……
すべて腸内細菌が関係するということで、腸内の環境をよくすることがすすめられていました。
殺菌しすぎることで、腸内細菌の種類が偏り、そのことが、上記のような症状につながる。
なので、表題のきたない子育てとつながるのです。
もちろん、衛生状態を悪くすることを推奨しているわけではなく、過度の除菌殺菌は不要ということでした。
腸内環境をよくするために、プロバイオティクスの摂取をすすめてありました。
サプリメントのようなものもあるのですね。
私的には日本の伝統的な発酵食品、納豆やぬか漬け、麹なんかを積極的にとることでもいいのかなと思いました。
ヨーグルトもいいですが、無糖タイプのものがおすすめです。
人工甘味料はNG。
へーっと思ったのは、GBS(B群溶血性連鎖球菌)のこと。
GBS(B群溶血性連鎖球菌)は膣内の常在菌です。
通常は保有していても問題ないものです。
通常は問題ないのですが、妊娠後期にGBSを保有しているかどうかの検査があります。
お母さんにも悪さをすることはありませんが、分娩時に赤ちゃんに感染すると、時に非常に状態が悪くなることがあります。
そのため検査をして、GBS陽性の場合は分娩前に抗生物質が投与されます。
赤ちゃんの安全のためですし、安全だと言われていますが、できれば避けたくないですか?
抗生物質は腸内バランスを崩すというのは研究で実証されています。
私は2人目の時にGBS陽性だったので、予防措置は受けました。
本によると、このGBS検査で陽性になる可能性を低くするためにもプロバイオティクスが効果的だということでした。
プロバイオティクスの膣坐薬もあるそう。(←勇気いりますよね)
妊娠時知ってたら、膣坐薬はやらないだろうけど、プロバイオティクスは試したかも。
あとは、ストレスをためないことも大切だと書いてありました。
食べるものと心がまえは大切ですね。
まとめてみました。
読み応えのある本ですが、面白いので興味のあるかたはぜひ♪